西之島の耐用年数は?
27年3月1日は漸く無人機が飛んでくれていい画像が届きましたね。
地理院地図にアップされたので、26年12月4日と重ねて表示してみました。
西之島の場合、なぜだか島の面積について
拡大切望派と海蝕滅亡派に分かれているようですね。
ほかにも一発消滅派、開発熱望派、自然観察派などもいらっしゃるようです。
私はアニマ的には自然保護ですが、放任して自然の成り行きを見る必要はない
と思っています。放っておいても、そのうち植生が進むでしょうが
噴火が収まったら、なにか植えて二酸化炭素の固定に活用しましょう。
肝心の西之島の海岸線ですが、すっかり丸くなって大人のイメージです。
海岸が浸食されて丸くなったと言うより、入り江に砂浜が発達して丸くなると
いう、生物系の私にとって良い展開になっていますね。
特に南部海岸が頑強で、この4か月間ほとんど後退していないのは心強いです。
これなら計算上(年1m後退のレベルで)1000年は持ちそうです。
この図は地理院から発表された、標高変化量を強調したものですが、12月下旬頃
の北側溶岩流の最終盤と東側溶岩流がよくわかります。
旧島付近の溶岩の動きも細かくわかり、残って欲しかったサメ浜盆地があの溶岩流
でやられたのか・・・って感じです。
あと、西ほほ側が沈下したようになっていますが、反対の東ほほ側は隆起傾向で?
写真撮影上の誤差なのか、本当の地殻変動なのか興味があるところです。