箱根の二酸化硫黄濃度はそこそこ高いぞ

 

箱根町宮城野の大気観測局は6/27から二酸化硫黄濃度を計測し始めたらしい

たまたま7/7からのデータを取っていたので、グラフ化してみました。

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0.150ppmが3日続くと注意報がでるそうです。

ぎりぎりの高濃度が続いていましたが、今日午後から平常へ戻りつつあるようです。

 

今回の二酸化硫黄噴出は7/12に始まったようです。7/12の気象庁大湧谷カメラ映像でもうっすらと、噴気孔の周りが黄色になっているのが確認できます。

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ちなみに活動前の状況はこんな感じでした

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おー随分と噴気活動が活発になっている~

新しい噴気位置グーグルマップに落として見ましたが、もっと精度を上げたい

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どうなるの箱根・・・硫黄が突出~

なかなか書き込みができないなか、7月頭に東京へ行くことになり

浅間は大丈夫か?箱根は通れるか?やきもきしましたが、無事に岡山へ

戻ることができました。

 

さてと明日は岡山県を台風11号が直撃予報・・・、我が家の白桃を守る

ために台風へ強い念力を送り続けています。

大阪や奈良、三重県の人には申し訳けないけど、たぶん東へ逸れていくと

信じています。

 

こうした台風へ念力を送るときに重宝しているのが、柱状閣下に

紹介して頂いた「windmap&forecast」

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台風の姿がリアルなので、気合いが入ります。

 

このアプリ相当な高性能なので、箱根山大湧谷硫黄突出事件に活用してみました。

13日から箱根町宮城野観測局の二酸化硫黄濃度が環境基準の目安0.1ppm

を越える高濃度で観測され、どうなるの?と言う感じでした。

ようやく今朝になって、濃度は低下しましたが。

噴気孔からのガスが減ったのか・・・、風向きの変化を見ると

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みごとに風のせいですね、これは。近くの方は注意してくださいね。

このアプリで風向きチェック。。。。。。

さまよう西之島の溶岩流

 

西之島の溶岩流がなかなか海岸に到達しないとイライラが募っているあなたへ

・いにしえに楼蘭の町の西側で豊かな湖として存在していたロブノール湖、砂丘の動きなどで移動するので、幼少の頃はさまよえる幻の湖と覚えたが、実際のところ人工衛星などの観測によると単に干上がった・・・湖水面の高さの変化に過ぎない・・・らしい

西之島の溶岩流が方向が定まらないのは何故なんだろうか?f:id:mitochondurian:20150506153631p:plain

 こんな感じで第7火口を中心に、直径1.0㎞の盆地になっているような気がしませんか。あれ!この形は!昭和噴火前の火口跡に似ている?

 まぁぐるっと埋めてしまえば、また海まで届くようになるはずです。f:id:mitochondurian:20150506155019p:plain

 

 

西之島の耐用年数は?

 

27年3月1日は漸く無人機が飛んでくれていい画像が届きましたね。

地理院地図にアップされたので、26年12月4日と重ねて表示してみました。

西之島の場合、なぜだか島の面積について

拡大切望派と海蝕滅亡派に分かれているようですね。

ほかにも一発消滅派、開発熱望派、自然観察派などもいらっしゃるようです。

私はアニマ的には自然保護ですが、放任して自然の成り行きを見る必要はない

と思っています。放っておいても、そのうち植生が進むでしょうが

噴火が収まったら、なにか植えて二酸化炭素の固定に活用しましょう。

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肝心の西之島の海岸線ですが、すっかり丸くなって大人のイメージです。

海岸が浸食されて丸くなったと言うより、入り江に砂浜が発達して丸くなると

いう、生物系の私にとって良い展開になっていますね。

特に南部海岸が頑強で、この4か月間ほとんど後退していないのは心強いです。

これなら計算上(年1m後退のレベルで)1000年は持ちそうです。

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この図は地理院から発表された、標高変化量を強調したものですが、12月下旬頃

の北側溶岩流の最終盤と東側溶岩流がよくわかります。

旧島付近の溶岩の動きも細かくわかり、残って欲しかったサメ浜盆地があの溶岩流

でやられたのか・・・って感じです。

あと、西ほほ側が沈下したようになっていますが、反対の東ほほ側は隆起傾向で?

写真撮影上の誤差なのか、本当の地殻変動なのか興味があるところです。

水晶の魅力

小さい頃なぜだかコケが好きで 岩をぐりぐりしてたら 小さい水晶を発見して

それからは水晶が掘りたくなる発作が 時折発生する。

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ある日柿畑を歩いていると小さい水晶が落ちていて

持ち主のおじさんに聞くと、牛乳瓶くらいのが昔ごろごろ出た!

と言ったので、スコップで周辺を掘りまくって残骸的な物がこれ

基盤整備してもうたから、もうどこだかわからん・・・おじさん~っ

あれから15年、もう一度掘りに行ってみたい。

西之島までスズメは飛べるかなぁ~

 

スズメって渡り鳥だったんだ みたいな記事が

たまたまですが、「アニマ」西之島記事の後に書かれていましたね。

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この図をみるとスズメの若鳥達は、新天地を求めて南に南に飛んで行って

最後は海の藻屑と消えてることが判りますね。

いつか新島ができることを期待しているんでしょうか?

こうなると西之島探索行<倉田洋二さん>の記事のあとに、スズメの話題が載ってい

たのは偶然じゃない気がしてきました。

 

西之島第1火口(南火口)は消えてしまったか?

ブタ穴で目立つラウンドマークだった南火口が遂に埋没してしまったのか?と地形フアンの間で話題になってますが、柱状閣下のデータを活用して検証してみました。

写真は海上保安庁11:21撮影の全景からの切り出しで、6月ころに東側出口からの噴出した溶岩流が独特の形状なので位置合わせに使えます。

閣下が用意してくれた3Dはもう少し時計回りにすればピッタリでしょう。

かすかに白いシミが見えますが、これが南火口周辺に広がっていた噴出物の名残のようです。やはり穴は埋まってしまったのでしょうね。

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そういえば西之島にはトンボが時々飛んでくるそうです。そうなると是非とも池が欲しいところです。6月、赤池が形成されたころ、東頬にひっそり2つ小池が誕生しました。とりあえず細い方を「メダカ池」、丸い小さい方を「タニシ池」と言うことにして見守ってきましたが1月21日時点で生き残っています。このままトンボの住む池として永続するといいのですが。。

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